*多形慢性湿疹 (85歳女性(娘様が代筆))
ある日突然、母の胸の下にプツプツと赤い痒疹が出てきました。
市販の塗り薬を使ったのですが良くならなかったので、2つの病院へ行きました。
どちらの病院もハッキリした原因は分からないとのことでしたが、抗生物質やかゆみ止めの飲み薬とステロイドの塗り薬が処方されました。
しかし飲み薬や塗り薬を使っていたのに、良くなるどころか逆に約1ケ月が過ぎる頃には、胸の下にできた痒疹が首回りや背中、お尻や股の部分など全身に広がってしまいました。
痛みを伴う痒みは増す一方で、「多形慢性湿疹」ではないかと思い、困り果ててこちらにご相談させて頂きました。
カウンセリングを丁寧にされた後、母の体質と症状に合った漢方薬を処方していただき、約2ケ月の服用で完治することができました。
母にとっては初めての漢方薬だったので、最初は「苦い」と言っていましたが「治るために頑張って!」と励ましながら、1日3回きちんと服用することができました。
漢方薬を飲み始めてから、日に日に赤くて痒いプツプツが薄くなっていく様子をみて、母と一緒に「良かった」と安心していきました。
服用前と完治後の写真を見比べると、身体の中から治していく漢方薬のすごさ、素晴らしさを改めて心から感じております。
あのまま漠然と病院から処方された薬を飲み続けていたら今頃どうなっていたのかと思います。
もし、母と同じような症状の方がいらっしゃって、西洋のお薬でも改善しない方がおられたら、諦めずに漢方薬で治るご縁もあることを願っています。
※ご紹介した内容は経験談であり、すべての方々に当てはまるわけではありません。