*コロナ後遺症【慢性上咽頭炎と後鼻漏】 (35歳 女性 主婦 )
私はコロナ後遺症で悩む者です。
今回、自分にとって得体の知れなかったコロナ後遺症の正体が分かりましたので是非共有させていただきたいと思います。
少し長くなりますので結論から記載させていただくと、コロナ後遺症とは私の場合、慢性上咽頭炎でした。
では今の治療に至るまでの経緯を書かせていただきます。私は2022年の秋にコロナに罹り、それ以来少し疲れるだけですぐに喉が痛くなったり、そこから熱を出したり、長引く咳が出たりと免疫力の著しい低下を感じており頭を悩ませていました。
コロナ罹患前は4年間一度も熱を出したことがなく、家族全員がインフルエンザになっても唯一感染しなかったりと、自分の身体の丈夫さには自信がありました。
コロナをきっかけに体質がガラッと変わってしまったようで、食生活を中心に以前にも増して健康的な生活を心掛けていますが、意味を成しませんでしたそんな中、2024年6月に子どもの咳をきっかけに、自分も咳が出はじめてしまいました。
いつもはすぐに治るのですが、この時の咳はしぶとくしばらく残りました。症状が咳だけであったことを理由に、自然治癒を信じて特に対策をすることはありませんでした。
しかし1ヶ月半ほど続いた咳に痺れを切らせ、近くの内科を受診。喉を見て炎症があり、「喉が赤くなってるので、風邪ってことでいいと思います。」と言われ、痰切りと咳止め薬を処方されました。
しかし、これが全く効きません。
飲んでも飲まなくても同じで、でもいつかは良くなるはず、自分の免疫がなんとかしてくれるはずと信じて過ごすこと更に1ヶ月。治るどころか痰が黄緑色になり、ついには発熱。呼吸するのも辛いほどになってしまいました。
そんな時、親戚で同じように咳が長引いていた人がいて、呼吸器科へ行きレントゲンを撮ったところ、なんと肺炎だということが発覚したとの情報が入りました。
私も同じなのでは?と思い、少し足を伸ばして呼吸器科を受診しました。そこで肺炎の疑いでCTを撮ると、そこには健康な肺が映っていました。先生は、「肺炎ではないとすると、副鼻腔炎の可能性が高いので、副鼻腔炎に効く抗生物質、それに加えてアレルギーを抑える薬や咳止め、痰切り、胃腸薬、吸入、点鼻薬を処方します。」と言われ、抗生物質をはじめ合計8種類もの薬を飲むことになりました。
その時は寝る時に咳込んで中々寝付けないなど、かなり酷い状況でしたので藁にもすがる思いで全ての薬を指示通りに飲みました。
すると、数日で効果が出て色付きの痰は出なくなり、呼吸が楽になりました。
私は幼少期に小児喘息で数回の入院歴があり、気管支が弱いという自覚があったため、今回の咳が胸の方から来ていると信じて疑いませんでした。しかし病院で肺や気管支ではなく鼻の方から来ているものだと分かり、目から鱗でした。
やっぱり医学の力はすごい!と歓喜していましたが、薬が切れるとまたしぶとく咳が復活。
再び同じ病院を受診することになりました。
そこで先生は「喉にキラキラしたものが張り付いています。
咳払いも多いので、おそらく鼻の奥から垂れたものがのどに張り付いていて、それを出そうとして出る咳です。」と言われました。そこで、コロナ罹患後からすぐに風邪をひき免疫力が著しく下がっていることを先生に伝えると、「コロナに罹ると、上咽頭というところが炎症を起こして、それが慢性化して少しのことで熱が出たりする人がいるんです。免疫力が落ちているのではなく、おそらくそれが原因です。」と言われました。
その後自分でもインターネットで上咽頭について様々な情報を得ましたが、上咽頭は免疫の関所であり、ここが弱ることで風邪に罹りやすくなるということ、そしてどうやら近年コロナ後遺症の正体はこの慢性上咽頭炎であることが分かってきたというのです。
未知のウィルスによって免疫が落ち、体質がすっかり変わってしまったと思っていたので、原因が分かり非常に安心しました。
呼吸器科2回目の受診では吸入や痰切り、咳止めを処方されたのですが、これは1回目のような劇的な効果がなく、なんとなくまた咳が続いてしまいました。慢性上咽頭炎であると分かったので、今度は耳鼻咽喉科へ行こうと思いましたが、原因がはっきりした今は漢方の力で改善できるのではないか?と思い、美遥さんに相談をさせていただきました。
今までの経緯を全てお話し、実際にしていた咳の様子や舌の状態などを見てくださり処方いただいた漢方を飲み始めたところ、これまでの数ヶ月にわたる咳が本当に嘘のように1日目、2日目、3日目とみるみる良くなり、3日目にはほとんど咳が消えてすこぶる健康体になりました。
今は上咽頭を強くする治療をサポートしていただいております。あまりの劇的な効果に本当に驚き、今回お願いして感想文を書かせていただいております。
心身ともに苦しいコロナ後遺症に悩む方にぜひこの感想文を見ていただいて、治療の参考にして頂けましたら嬉しいです。
※ご紹介した内容は経験談であり、すべての方々に当てはまるわけではありません。