*多嚢胞卵巣症候群の生理不順 (34歳 女性 )
学生の頃より生理不順であったものの今まであまり改善していくための行動をしてきませんでした。
2022年末ごろ(32歳)、月に2回ほどだらだらと続く不正出血や3ヶ月に1回ペースの月経不順で婦人科に行きました。内診で多嚢胞卵巣症候群(卵胞の成長が途中で止まり、たくさんの小さな卵胞が卵巣内にとどまる病気)の気質があると言われました。
リセットするために中用量ピルを処方され、ピルの副作用などの説明が特になかったので、気にせずに服用しましたが、1日目と2日目に吐き気、嘔吐、倦怠感、躁鬱のような症状があり、身体的にも精神的に辛かったのを覚えています。将来的に妊娠を希望しているので、薬に頼らず自然な月経サイクルが来るように、根本的な体質改善をしていきたいと思い、漢方薬局美遥でカウンセリングをして頂き、オーダーメイドの漢方薬を処方して頂きました。
*目標は
・低体温脱却35度台から36度台へ
・排卵がきちんと行われて、生理が毎月来るようになること漢方服用前も基礎体温はつけていましたが、
・低温期がだらだらと続いていて高温期が定まっていない
・体温のグラフがガタガタしている漢方服用をきっかけに基礎体温、おりもの、体調や気分の変化をより観察するようになりました。
飲み始めて約半年後、最初の体の変化としては足首の冷えが気にならなくなってきたことです。そして1年間漢方を飲んで変化したことは、
・ドロッとした月経時の血の塊がなくなり、鮮血に変わった
・下腹部のズンとした重い感覚が定期的にありましたが、生理痛がとても緩和された
・生理周期が順調になってきた
(3,4か月に1回→2ヶ月に1回→1ケ月強の周期)
・妊娠しやすい体温に改善してきた
(低温期は35.2→35.8 高温期は36.0前後→36.5)
基礎体温の低温期と高温期の2層が以前に比べてよりはっきりしてきたので、排卵や生理のタイミングが少しずつ分かり、サイクルが整ってきている証を感じます。明美先生は最初のカウンセリングでじっくりと時間をかけてそのひとの体質を診て下さります。
患者さんが多く、回転効率を上げる病院だと急かされる感じがあって質問しづらく、診察後に新たな疑問が浮かんで聞きそびれてしまうということも多かったのですが、美遥では、毎回の漢方処方の時に体の症状や変化なども聞いてくださいます。
話しやすい環境を整えて下さることが私にとっては、とてもありがたくて、安心して体質改善に向けて取り組むことができています。最初に立てた目標は変わらずに、これからも日々の身体と心の変化に向き合いながら、基礎体温を更に上げて、今後の妊活に向け子宮環境を整えていきたいと思っています。
引き続きどうぞ宜しくお願いします。
※ご紹介した内容は経験談であり、すべての方々に当てはまるわけではありません。